2009/10/30
ロック史の多くの大げさなほら話と違って、OZZY OSBOURNEの伝説は神話と言うより実話に近い。しかし、このマッドマンの日記は、世代やトレンドを越えた魅力を持つロック界でもっともユニークなフロントマンの物語でもあるのだ。
ほぼ40年の間に何百ものショーを行なって、OZZYはステージでファンを掴んできた。「オレはファンがオレを愛している以上にファンのことを愛している」とOZZYは言う。「オレをありがたがって見ろと言うような男じゃないんだ。正直言って、おべっかを言おうとしてるわけじゃないけど、ファンに会えるなんてオレの方こそありがたいと思うよ。オレの仕事は彼らにとって最高の夜を与えてやること。そのためにオレたちはここにいるんだ。素晴らしいギグに勝るようなセックスもドラッグもロックンロールもない。メチャクチャ素晴らしいものなのさ」
BILLBOARDは11/5にニューヨークのルーズベルト・ホテルで開催される2009年BILLBOARDツーリング・アウォードでOZZYにレジェンド・オブ・ライブ賞を授与する。この賞は、ライブ・ミュージックやツアー・ビジネスなどに重要かつ長期の貢献をした個人に与えられ、ライブを行ないコンサート体験を通してファンにアピールする芸術に対する受賞者の貢献を讃えるものである。
OSBOURNEは何十万人ものファンにアピールし、彼ら全員をロックしてきた。
「ツアーしてライブをやることこそつねにOZZYのすべてなのよ」とSHARON OSBOURNEは言う。「OZZYのツアーはすべてに関わる重要なものなの。どうして彼が時の試練に耐えて生き延びているか――それは人気ラジオ局が彼のレコードをかけてくれるかどうかじゃない。そんなものはアテにしていないわ。彼は何よりもパフォーマーとしてこのキャリアを築き上げてきたのよ」
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